私たちの研究室では、VHF帯放送波を観測しています。地震の前兆現象として伝搬異常が発生するということが報告されており、本研究でも2012年4月から放送を開始したスカイツリーからの放送波で起きた伝搬異常と地震との関連性について解析を行いました。
様々な条件で解析を行った結果の中の1つを以下に示します。
この図から、マグニチュードが大きいほど伝搬異常と地震との関連性が高いと言えます。また、地震発生の1日前に伝搬異常が発生しやすいということが分かりました。