波動関数を用いた波源探査法
研究者 月田 雄介
近年の電子機器の発達に伴い、さまざまな機器からの不要輻射による電子機器間の電磁波干渉の問題が深刻化してきています。
この問題の解決策として電子機器から漏洩する不要輻射の波源の位置を特定するということが重要であります。
そこで球波動関数を用いて波源位置を特定する、といったテーマで研究を進めています。
次に、実験結果を載せます。





図1、3のように二つの波源を設置して実験を行いました。結果を結合解法を用いて解析した結果が図2、4です。それぞれの図の黄色で表示されている部分が波源の位置となります。
現在はさらに理論を拡張し、より実用的な手法とするために研究に励んでおります。