波動関数を用いた波源位置推定法 |
研究者 須藤 裕之 |
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現在自分が行っている事は小林さん、篠原さんが行っている結合解法 | について勉強しています。
1・結合解法について
まず、この方法は本島研究室が考案したオリジナルの手法を用いています。詳しいことについてはここのページを見てください。
2・自分がやっている事について
今自分がやっている事は、今までやってきた結合解法とはちょっと違う事をしています。
どこが違うかっていうと、今までは遠方界の測定を行っていましたが、自分は近傍界の測定をしています。何が違うかよくわからないって人が多いと思うので、図をいくつか使っていきたいと思います。
今までやっていたのは篠原さん | 、渡辺さん | の様なアンテナの特性の解析です。
下の図を見てもらうと大幅に違うのがわかると思います。
図1:波源の位置(波源4個)
図2:結合解法を用いた波源の推定
この2つの図は何を表してるかって言うと、図1は波源を置いた位置、図2は波源の位置を結合解法を用いて推定した結果です。図1では4つ波源がある事が確認できると思いますが、図2でも一応確認できると思います。位置的にもそれ程誤差なく求める事が出来ます。
3・展望
この結果から何が出来るの?って話しですが。
一応、この方法をより良くしていく事で携帯電話に入っているアンテナの位置の特定や、ノイズの発生源の特定をしたりすることが出来るようにしていく事が目的です。
かなり大雑把な説明でしたが少しは研究内容が伝わったでしょうか?